車椅子で怪魚にチャレンジ!
タイの怪魚メコンオオナマズと格闘
熱い思いは決して消せやしない!
夢の続きは車椅子に乗って
幼き頃の夢を叶えたくて...
かっこ悪くても泥臭くてもいいじゃないか!
やりたいことを実現しよう
肩を痛めレース活動を縮小しつつあるとき、他に何ができるのか、何をしたいのか、まだやっていないことは何かと考えていた。その時はまだ答えが見いだせていなかったが、その答えは水族館にあった。大きな水槽の中を悠々と泳ぐピラルクーを見たとき、子供の頃夢見ていた「ピラルクーを釣ってみたい」という夢を叶えていないじゃないか!この夢の続きは車椅子に乗って、いざタイ、バンコクへ。
すべての夢はリサーチで決まる!
WEB上の情報が全てではない
失敗したくなければ「Can you speak Japanese?」
外国に行けばバリアフリーも様々だ
初めての訪タイは、旅行社大手で手配して、バリアフリーホテルを選んだ。これがいきなりの失敗となった。バリアフリー対応ホテルという言葉を鵜呑みにし、安心しきっていたため、滞在についてはろくな準備をしていなかった。バリアフリーはその国によって解釈が違う。このホテルは通常の部屋に無理矢理手すりを付けただけのお粗末なもので、車いすの通れる幅さえないものでした。もう爆笑です!失敗したくなければ自分で問い合わせ、自ら確認、判断することが大切なんだ。
タックルについても同じで、ネット上には自分の身体機能に合わないハードすぎるタックル情報が溢れているが、ハードなタックルは重過ぎて使い物にならなかった。
成功も失敗も全ては自分次第なんだ!
最初はただ純粋に楽しむことだけを考えていた
初めからこの地を目指せた訳ではなく
少しずつ経験を積み、少しずつ自信をつけ
気がついたらこの地に至っていた
始まりの1匹は、近所のザリガニだった。車椅子になってからの釣りはとても楽しく、次は小物釣り、それから...始めるまでのハードルは自分で高くしていたように感じた。手竿を持つことで楽しみは一気に広がり、リールを付けたことで対象魚は無限大になった。練習を重ねることでキャストができるようになり、海釣りを楽しみ、やがて離島へ渡るようになった。いろいろな対象魚を経験し、大きな魚とのやり取りも覚えた。もう大丈夫だと確信を持ってこの地へ向かった。