16Jul
暑すぎる日々が続いていますね。
今回はちょっと真面目な話をしたいと思います。
これだけ暑い日が続いていると
私達のような頚髄損傷者の日中の外出は
とっても危険になってきます。
体温を調節する機能が失われた私達は
どんなに暑くても発汗ができず
あっという間に熱中症になってしまいます。
そこで私達が採っている体温調整方法を
紹介していきたいと思いますが、
医学的根拠は専門家ではないため
参考程度にしてくださいね!
死なれては困りますから(*_*)
7月15日に忍野へ行った例を紹介すると
凍らせたペットボトルは必須アイテム。
シャツは基本ノースリーブで肩から放熱。
吸湿性の良い大きめのバスタオルを用意し
水でビチャビチャに濡らします。
首肩を覆い身体へ密着させます。
凍ったペットボトルは手平の冷却に。
※このときの水はあまり冷たすぎると
心臓麻痺などを起こすので注意ですよ!
できるだけ日陰で風通しの良いところで安静に。
目を閉じていると早く楽になります。
私の経験上ありとあらゆるUSB扇風機を
購入し試しましたが、外では残念ながら
非力すぎて役に立ちませんでした(T_T)
ある程度落ち着いたところで
トドメの一撃は冷たい飲食物を摂ることですが
これも経験上、冷たいものに過剰に頼ってしまっては
「下痢バズーカ砲」をぶっ放すことになるので
どうかくれぐれもご注意ください!!!
ああ、恐ろしぃ...(-_-;)
車での移動中はエアコンが効いていて
体温が下がった気がしますが表面温度が下がっただけで
体温自体は意外と下がっていないことが多いです。
原因はシートに密着している背中部分です。
なので一度日陰に車を移動し背中をシートから離して
休憩すると効果てきめんですよ!
せっかくなので失敗例も紹介します。
忍野八海で風が結構あったので釣りへ行ったところ
釣り場は完全な無風状態で日陰はすでに先客に占拠され
仕方なしにバスタオルを頭から被り釣りを開始。
しかし高地は空気が薄いので日差しは下界より強いため
いくらバスタオルを被っても風がないので蒸れるだけで
熱はほとんど奪ってくれませんでした_| ̄|○ガックシ
かぶった瞬間は気持ちが良いけどね。
もはや釣りというより罰ゲームとなり
早々にリタイヤすれば良いのに
1匹は釣りたいと欲張った結果...。
日が照っていない方でこの体温ですから
日が照っていた方では怖くて測れません(^_^;)
結果、頭痛と軽い吐き気、全身の倦怠感などなど。
ああ、久々にやってしまいました。
近くの日陰にいた優しいアングラーの方が
日陰を譲ってくださり速攻で移動し
冷たい水を飲んで復活できました。
ありがとうございましたm(_ _)m
この時思ったのは日陰も大事ですが
風の存在が何より重要だなと再認識しました。
今年の夏の外出時は
ポータブル電源とAC電源の扇風機を持って
釣りに行こうと思います!←まだ行くんかい!!
皆さんは無理しないでくださいね!
では。
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