31Dec
今回はAbu Garciaのワールドモンスターを紹介します。
WMonster WMS-774MLという貴重なスピニングモデルです。
コンセプト等はメーカーサイトを見て頂き、
ここでは頚髄損傷者が使う上での特徴を
私なりにお伝えできればと思います。
期待していた分、不満が多くなっています。
まず、なかなかおしゃれなセミハードケースが
付属していて、このケースに備えられた場所に
ロッドが入っています。
このケースが曲者で非常に開閉しにくく、
ロッドの取り出し、収納性は頚損には最悪です!
出してしまえば、過度なくらいの装飾された
カッコイイ4ピースのロッドです。
レギュラーテーパーに味付けされたこのロッドには
グラス樹脂が配合され、柔軟性と強いバットが特徴です。
この柔軟性のお陰で、アクションを付けるような釣りには
扱いにくさを感じてしまいます。
しかしバットが強い割にはロッドエンドが短すぎる!
突然下向きに走られたときなどは、脇からスッポ抜けて
アッパーカットを喰らいそうです^^;
大型魚がヒットした時はロッドエンドを脇で挟み耐えますが
常に意識を脇に向けていないとロッドを持って行かれるでしょう。
頚損の私達にはロッドエンドはものすごく大切な部分で
長すぎても短すぎても釣り自体を難しくしてしまう部分で
いつも悩まされています。
実際に持ってみないとわからない部分であり、
またカタログの数字だけでは読み取りにくい部分です。
しかしスピニングでパックロッドでここまでの
パワーを持ったモデルは稀なので、
なんだかんだ頼りにしているロッドでもあります。
この柔軟性で何度も助けられたシーンもあるので
マイナス面ばかりではないところも多々あります。
今回で今年最後の投稿となりました。
このようなブログでも見ていただけていることに感謝しつつ
来年も皆様にとって良い年となりますよう願っております。
タイに無事行けますように、奥さんより大物釣れますように!
今年も1年ありがとうございましたm(_ _)m
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