19Nov
今回は海外釣行で使う、頚損フィッシング流のタックル等を紹介していきます。
私が海外釣行を始めた2010年頃は、怪魚釣行というと大げさな、完全にオーバースペックな
タックルが使われていました。当然、インターネット上の情報でも同様で、私もマグロロッドや
怪魚ロッドを購入したこともありました。
しかし実際の釣行に行ってみて分かったことですが、強い竿は固く重いので、頚損のキャストでは
全く飛びません!むしろ、ヒットしてからはやり取りにならず、完全に主導権は魚側にありました。
1mを超える魚を相手にすると、しならない竿では簡単に車椅子から落とされてしまいます。
そして私は自分に主導権が持てるタックルバランスを考えました。
1、私達が釣をするところでは、これといった大きな障害物はないため、
ある程度ドラグを効かせられる。
2、私達がルアーを投げられ、なおかつドラグ強度にあった竿の強度を選ぶ。
3、魚の向きに合わせて自分の向きを変えられないので、ある程度長さのある竿を選ぶ。
ここまでで、私達の条件にあった竿やリールがある程度絞れました。
だけども最近の飛行機事情で、収納時に長さのある竿はロッドケースに入れて持っていくと...
ガーン!!高額な超過料金を取られてしまいます。(T_T)
ですので、ここで条件をもう一つ追加しました。
仕舞寸法の短いこと。
この先は障害の違いや個人の好みの問題ですので、実際に頚損フィッシングで使っているものを
書かせていただきます。
画像は全部AMAZONさんから借用しました。
たくさん買っているからAMAZONさん、許してくださいm(_ _)m
ロッド&リール1
このセットは主に1mオーバーの魚を狙う際に使います。
竿は3mのロングロッドにもかかわらず、3本継ぎのため仕舞寸法もコンパクト!
ショアジギングロッドなので、軽く細い割にはバットパワーがあります。
値段が高いのが難点^^;
リールは高速な巻取りに対応するため、4000番のハイギヤです。
フィッシングルールは基本すべてバーブレスですので、一瞬のたるみが命取りなんです。
このリールのハンドルが使いにくかったので、別売りのハンドルノブに変えています。
ロッド&リール2、3
こちらのセットは、私が大好きなバラマンディ用のセットで、S810Mとエクスセンス(ハイギヤ)
シビアコンディション用にスローな釣りに対応する、S810MLとバイオマスター(ノーマルギヤ)
トラスティックは私的には優秀な竿で、この竿は4本継ぎなんですが3本目が2本ついていて
竿の長さを変えられるんですよ!仕舞寸法も短くすばらしい!!
リールは条件に合わせているので、ハイギヤを使ったりノーマルギヤを使ったりしています。
ついでにラインは
先にリーダーの話ですが、怪魚系は大体の魚は歯があるので、フロロカーボンの50LBのみです。
PEラインは1m以上の釣りには3号、バラマンディには1.5、2号と使い分けています。
続いて、持っていると便利な道具をご紹介します。
フィッシュグリップはランディングやフックを外したり、記念撮影に使ったりと
何かと出番があります。2510は重さも測れます(だいたいのね)。
エイリアンペンチは怪魚系で、大型魚には必須アイテムでしょう。
大型魚のバキューム力はとてつもなく、ルアーを飲まれてしまったときに大活躍します。
値段も安いし超おすすめ!
最後に海外釣行の頚損の必須アイテムになります。
大体の釣り場は市街地から遠く離れているため、病院や薬局等はありません。
頚損フィッシングではこの基本セットに、抗生剤、鎮痛消炎剤、ポイズンリムーバー
爪切りなどを入れています。怪我や毒虫、毒蛇対策と、熱発対策を基本としています。
具合が悪ければ おかゆ 喰っとけばヨシッとはいかないからねぇ^^;
そして体温の調整ができないので、熱中症対策のためマイクロファイバーの
速乾吸水バスタオルを持っていきます。
このバスタオルはよく水を含み、そしてすぐ乾きますので、体の熱を効率的に奪ってくれます。
そしてAMAZONさんで買うと安い!どうですか1枚!^^;
万が一の時のための携帯浄水器。
普通の人より水分が多く必要なため、常に携帯しています。
今のところ出番はありませんが、必須アイテムだと思っています。
あ、忘れていましたが、SIMフリー携帯と現地購入のSIMはあるととっても便利で
これも常に持っていってます。
頚損フィッシングで主に使っているものですので、参考程度にしていただければ
皆さんにあった良いものが見つかると思います。
それでは良い釣り、よい旅を~。
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